1年生


高校までとは異なり、これから始まる4年間、6年間を自分でデザインできます。卒業時に後悔しないためには、この時期に将来を見据えたキャリア設計が大事です。
後期には、教育コース分属が控えています。本学科では、どのコースを選択するかで就職先が変わってきます。大学卒業後の人生は、大変長いです。しっかりしたビジョンをもってコース選択できるように、興味に関わらず色々なことに挑戦しましょう。


<講義科目>
教養科目(社会や文化などの教養、外国語、数学や理科科目の基礎、スポーツ科目)



2年生


環境や農業におけるシステムを対象にする場合にも工学の基礎が必要です。本教育コースは工学に苦手意識がある学生に対しても、しっかりした基礎が身につくように、理解しやすい講義を心掛け、講義内容にも多くの工夫が施されています。


<講義科目>
数学(微分方程式、代数)、機械力学、材料力学、電気・電子、熱力学、プログラミング、ベンチャー企業論、農業食料工学実習



3年生


2年生で学んだ基礎を活かす応用科目を学びます。社会にでると人と協力して仕事をすることが当たり前です。グループワーク課題や共同実習・実験を通して、コミュニケーション力も養います。また、これら実習や実験科目など多くの実体験を通して、これまで学んだ内容をより深く理解します。理論と現実がリンクすることで学びの効果は数段増します。
前期の最後に研究室に分属されます。理系の大学では、研究室に入ることでまた生活が激変します。


<講義科目>
食料生産システム学、設計製図学、システム制御学、メカトロニクス、データサイエンス、環境情報システム学実習、農業食料工学実験、農業生産実習



4年生


指導教員・先輩学生とともに卒業研究テーマに取り組みます。講義とは異なり、実現象を対象とすることでより学問の理解が深まるのと同時に知的好奇心が刺激されます。


「大学院への進学か就職活動か」
本教育コースで頑張ってきた君なら、就職はほとんど問題ありません。しかし、昨今の理系就職では、大学院生を求める傾向がみられます。大学院では、修士論文研究を通して、問題解決力、理論的思考、行動力など学部時代では指導教員とともに歩んだ道を自主的に行わなければなりません。大きくレベルアップする貴重な時間です。残りの長い人生を考えた時、後2年の自分へ投資は大変有意義です。高い目標を持って、大学院を目指す意欲のある人には、人生の中で最高の時間になるでしょう。



大学院


修士1年時から熱心に研究指導を行います。これは、修士1年終わりには就職活動が始まり、それまでに自分をアピールできるようにするためです。大学院2年間はあっという間です。この短い時間でどれだけ成長できるかは、自分の取り組み方次第です。指導教員は、講義はもとより学会活動や他大学との交流、共同研究での交流などあらゆる経験ができるように学生をサポートします。