Environment ― 環境 ―
気候変動枠組み条約は、今世紀中の平均気温上昇を2 ℃ (あるいは1.5℃)以内に抑えることを目標としていますが、そのためには非常に強力な環境緩和措置を講ずる必要があります。本教育コース/講座は、共生環境学科にあって、環境緩和措置に関連する新しいシステムを構築するための技術面、具体的には環境工学、情報工学、およびシステム工学に関する教育研究を担当しています。
Agriculture & Food ― 農業・食料 ―
地域活性化、日本の食料自給率の低迷、国際競争力強化、世界人口を賄う食料増産など食を取り巻く問題は、ローカルからグローバルまで幅広く存在します。食を支える農業においては、今後の気候変動に対して、バイオテクノロジーだけではなく、ICTやロボット技術を取り入れた高度な栽培体系が期待されています。本教育コース/講座では、生物学と工学が融合する新たな食料生産システムを創造するための教育研究を行います。
Engineering ― 工学 ―
本教育コース/講座の教育研究内容は生物学と工学の架け橋の役割を果たしています。我々は、機械工学、情報工学、システム工学などの基礎理論と応用技術の教育研究を通し、農業、工業、環境の分野において安全・安心で持続可能な社会構築に貢献できる人材の育成に注力しています。ここで身につけた知識や研究能力は生物工学や農業工学、設計工学、環境工学、安全工学など多くの分野をカバーした新しいシステムの創造に活用できます。